生身の人間(オタク)が、現実世界に現れたピコピコする奴らと世界を守るために戦う。
そんな映画です!
残念ながら此処から先はネタバレが有るかもしれない内容ですので、構わん!と言う場合は先へどうぞ。
結論から言うと笑える映画でした。
全体的な映像の完成度で言うと一流なのに、なんていうか全体的にギャグ・下ネタ成分が強く、B級感漂う映画でもありました!
僕が今回見たのは2D字幕です。
しかし、繰り返しですが、映像美としての完成度はなかなかのものなのでした。3Dで見るのも楽しそうです。
….ただ、僕は3Dを1時間も見ると大体気分が悪くなるので….
さてまぁ話を戻しまして映画の感想です。
スタートは主人公たちの子供自体。
簡単なパターンと規則性で構築された、パックマン・ギャラガ・ドンキーコングなどなど…
様々なゲームが流行りだした1982年頃。主人公はパックマンの達人で、ドンキーコングのような不規則な動きのゲームは苦手。同じくぽっちゃりな体型をしたゲーム好きに、ゲームが上手いからと、とあるゲーム大会への出場を進められる。そして、決勝戦。苦手なドンキーコングのスコア勝負になり、そして惜しくも敗北し….
そこから時間が飛んで、主人公は電子機器の配線社員。友達は大統領(!?)へとなっている。
なんでや!?しかも美人な奥さん捕まえて宜しくやっている!
主人公の日常を挟みながら、時間が進み….
突如ギャラガが飛来。備えのない人間側はありとあらゆる物をピクセル化され、一人が捕虜として捕まる。
なんで突然宇宙人が攻めてきたんだ?と言う部分は幼年期自体の伏線が関わっています。すぐ分かる部分なので省略。
宇宙から訪問者は古いゲームのキャラクターや、ゲームそのもののルールを模し、地球を襲います。
大統領になった友達は、主人公とゲーム仲間達を頼り、なんとかそいつらを撃退しようと色々試みます。
ゲーム仲間たちは揃いもそろってネジがぶっ飛んでいる!
主人公はすごくまとも。大統領になった友達は苦労人。
なかなかキャラクター性が整っていて、綺麗な筋が通っている。
最終的には因果律を弄ったような力技のようなクライマックスシーンとEDが待っています。
が、ここまで王道でお決まりなシーンをバーンッ!と決めてくれるといっそ清々しいし面白い!
小難しい話もなく、ただただ笑って見てられる映画です。
ただ、本当に下品なシーンが悪目立ちし、言葉遊びは皮肉が多いです。苦手な人は苦手だろうなぁ….
僕としても日常シーンはちょっと度が過ぎるかなぁ。とあまりにも強いお酒を飲まされ、まぁ飲めるけど胃が熱いっ。となる感覚。
A.B級感(1.5見たいな)な香りが色濃くする映画でした。
映画選びで、「頭空っぽで見たいなぁ」という気分ならこれが良いでしょう!
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