映画鑑賞 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカを観てきたので感想

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

これを観てきました\(^o^)/

歴戦のヒーローが一つの映画に次々と集まってパワーインフレ起こすんじゃ?

と思っていたら、まさかの内戦(シビルウォー)の映画が出てきた。

画像:映画ナタリーより引用

 

以下、人によってはネタバレを感じる可能性があるので、気をつけながら進んでください。

簡単なストーリー。Civil war = 内戦 内乱

今作では、過去アベンジャーズとして活動してきたことが問題視され始めることから始まる。

 

過去に何度も世界を救ってきて入るが、その度に大破壊が起こっている。

アベンジャーズは民間組織として活動しているわけだが、世界の危機のたびに国境を無断で飛び越えたり活動するのはどうなの?

という、国際問題へとなる。

これを契機に、国際組織へすることで、超人たちを監視するべきという動きが生まれる。

 

キャプテン・アメリカはこれに反対。選択の自由、自身の正義を貫けないことに強く反感を抱く。

 

逆にアイアンマンことトニー・スタークはこれに賛同。

過去に自分の発明品が悪用されたことがあるトニーだからこそ、力は制御できるものとしておいておきたい。

 

2つの思想の違いから生まれる些細な言い争いや、とある事件から問題は大きくなり、

キャプテン・アメリカチーム。アイアンマンチームとアベンジャーズが二分され、ついには衝突しあうこととなる。

 

やはり、アクションがとんでもなく良い

MARVEL作品は本当にアクションが素晴らしい!

映画冒頭の細かなアクションや、ヒーロー戦争になった時の、各々の動き。

ぎゅんぎゅんなめらかに動きまわるヒーローたちの姿を見ているだけでも爽快感が半端ない。

 

カメラワークも動きが激しいんだけど、見ていて不思議と気持ちが良いんだよなぁ。流石です。

 

今回新しく参戦するヒーローの動きも凄く良く出来てる。

というか、こんだけ超人がいるのに、それぞれの動きが本当に個性的。

まぁよくこうも個性豊かに動けるもんだと感動です

 

そして、映画の最後には、キャプテン・アメリカとアイアンマンが壮絶な戦いを繰り広げる。

バックストーリーが生み出す悲壮感は見ていて本当に力がこもる。2人の戦い終えた後に、ある種のカタルシスすら感じられた。

その後のEDで感じる脱力感もちょっと心地いい感じ。

 

ただ、物語としてはちょっとすっきりしない….

今作で物語自体はちゃんと完結する。勿論後にも続くよ!

という終わり方だし、それ自体はすっきりしていて、とても良かった。

 

物語も、深いテーマを投げかけ、ヒーローの存在を深く考えさせられた。超人的能力者がいても、万事解決とはいかない。

 

じゃあ何が問題かというと….

 

誰一人ハッピーエンドでは無かったという点

 

もう僕個人の好みの問題なんだけど、

全ての問題に落とし所を付けてすっきりさせて、さぁ次だ!と切り替えられたり

不満は持ちながらも、これからもこういう問題にも頑張っていこう!

 

というような、登場人物の感情に決着が突くような終わり方をすれば、物語全体で見ればハッピーじゃなくても、登場人物の物語としてはすっきりとした終わりを迎えられる、はず。

 

だけど、キャプテン・アメリカのナンバリング映画にしては、アベンジャーズ3のような立ち位置の映画。

主人公はキャプテンなのかと思いきや、アイアンマンにもかなり焦点があたっている。その2人が、仲違いして、悪は捕まえたけどモヤッとしたまま別れる。

しかも、物語としてはトニーが1人で抱えるには辛すぎるものすごい爆弾が投下されている。

 

これらが今作では収集が付けられないまま幕が閉じたように感じた。

見終わった後のもやっとかんがなんか、もう!

1週間後に次の話があるドラマとかじゃないんだから、大事関係はきっちり収集付けて欲しかったなぁ。

以上が僕の感想です。全体としてはかなりおすすめの映画ですよ!

最後に色々不満点を述べましたが全体としては満足度の高い映画です。

ただ、僕のように最後の最後に人間関係が崩れたまま終わる!

というのに深い不満を抱くようでしたら、次の作品の公開を待って、一気見したほうがいいかも。

 

それではでは。