観てきました!
メイズランナー2。前作も大変おもしろかったのですが、さてさて今回はどうなることやら….
結論から言うとすげぇ面白かったです!
今回は物理的な迷路というより、心理的な迷路が多かったのかな?
前作は本当に迷路を攻略する感じだったで、迷路を走り回り、敵をかいくぐり、情報を集めて、何度も攻略しに行く。
しかし、今回は一転して脱出ゲームのような要素が非常に強かった気がします。
事前に与えらたり、前もって集めることの出来る情報を頼りに、危険を察知して回避する。
まぁ、どちらもあまり要素的には大差ありませんが今回もよく走る走る!
カメラワークも非常に脈動感があり、緊迫感が伝わりまくりです!
後半なんて、もう終わりそうだなぁーと思っていたら不意に敵襲!
走れ走れ!
ふぅ、落ち着いたぜ(^ω^)
これからどうしようかな~。!?て、敵襲!
走れ走れー!!(‘A`;)
緊迫感の連続。こんなの途中でストレスでぶっ倒れちゃいますよ…!
いやぁ、兎に角面白かったです。
これ以降はネタバレを含めた感想になるので、お気をつけてお先に進み下さい。
前回の迷宮で生き残ったメンバーは他の生存者がたくさん集まる研究所へと連れ去られていくことになる。
前作の舞台であった迷宮はWCKDと言う組織の研究所だった。フレアウィルスという全世界を滅びへと導くウィススの治療法を探すために行われていたようだ。
実際に、迷宮の外側は瓦礫の山となっていて滅びを迎えた世界見たいな…
まぁややぁあってその研究所も結局やべーところだから俺は逃げるぜ!
って感じになるんですが
ラン(というか逃げるシーン)は凄く良かった。色々なものからギリギリ逃げる。その過程で得るものや失うものも….
今回移動距離が多かったためかキャラクターに強くフォーカスするタイミングが少なく、どうしても主人公描写がむちゃくちゃ強くなってしまいました。
新しく入ってきたメンバーのバックストーリーもあんまり見えないままです。
全く訳がわからないファジーな世界観の中でサバイバルするっていうのは1で完全に終わっちゃったのかな。
要素要素に説明がしっかりと出てきたので、ある程度何か襲撃やイベントが有った時に
「あ、これはこうだからあれなんだな」
というような納得感を持って見ることが出来ます。
ただハプニングの起こり方がご都合的のような感じもしなくも無かったです。
敵の攻撃が1のように迎撃ではなく、襲撃という形式なのがそうさせるのかもしれないです。敵側の描写もある程度は欲しいですね。
前作だとグリーパーと呼ばれる蜘蛛のような怪物が相手でした。
が、今回は「クランク」と呼ばれるゾンビ的な存在と「武装した人間」になります。
そのため、物語全体の雰囲気は「バイオハザード」のようにも感じ。
まぁ、面白かったです。導入は1を見ていないと恐慌状態になるかもしれませんが、2からみても十分面白い作品だと思います!
ただ、日本の映画広告に言いたい。見る側の事を考えた広告を打てよ。と。
どんなにポジティブに捉えても2は迷宮要素は皆無です。砂漠の迷宮うそやん。
ちょろっと調べた所、原作の2のタイトルは「灼熱の試練」だそうな。
こうなると生存確率0%とか、第2ステージへ。とか。映画の一部分切って主人公が「まだメイズから脱出できていないんだ!」とか….
興味はそそられるけど、実際に見た時の「あれ?今回そういう感じ?」感はめちゃくちゃすごい。
いや、興味をそそることが大事なのはわかるけど。それでお金を稼いでいるってこともわかるけど。
それで楽しみが損なわれる人も少なからずいるわけで、それってどーなのよ?と思ってしまうわけなんです….
兎に角面白かったので、次も早く見たいなぁと思う所ではあるが
次は広告はあんまり意識せず、先入観無しで見れたらいいなぁと思います!