山形は地酒がめちゃくちゃ多い県です。山に囲まれているためなのか、水が良い。となると、酒造も多い。
上喜元や、初孫、そして十四代は超人気! これらが4000円で飲み放題のお店があるということで行ってきました!
酒縁 しょう榮
ビルの2階にひっそりとあります。入店すると全席予約でバッチリ埋まっている。
今回山形に来るにあたり、ぼくを日本酒好きだと知っている方がこのお店を紹介&予約してくれましたのでなんとか入ることに成功。ありがたや…!!
日本酒のメニューならぬ、酒造のメニュー。
今回は料理5種と日本酒の飲み放題4000円という最高すぎるコース料理を堪能することに。
では早速。どうぞ。
ハートランドの生で乾杯
震える手を抑えながらまずは一杯目とビールを煽る。
さて、さっそく日本酒を注文….?
山形の日本酒メニューの部分に書いてあるのは酒造。
なので、その酒造に対して複数日本酒がおいてあるってことなので、これとこれ何があるのかと問いかけると
(店員)「はい、ここから好きに飲んでいいよ」
(一同)「….ほぉ!?!?」
一度酒を注ぐための容器も登場。あとはガンガン飲むだけ。最高。
山形酒は裏・雅山流から入ったぼく的にはそれが飲み放題に入ってるだけでもかなり点数が高い。
すっと身にしみる優しい甘みとみずみずしい芳醇な香りがGOOD。
また、朝日鷹はなんと十四代を作っている酒造のお酒。本来は山形県民が飲むための酒として作っていたらしいが、いつの間にか居なくなっていたそう。レア酒。
無論美味い。やや辛めに仕上がってはいるが確かに十四代を感じる。
中盤にも聞いたことない酒をガンガン飲んでいく。
ばくれん、くどき上手、白露垂珠….どれも特徴的な味で美味しかった。その場その場で味の評価をしていたが
最終的にはおちょこで20〜30杯くらい飲んだ。どれも本当に美味しかったが記憶がもうおぼつかない。
この中だと、楯野川は知ってますね。なんと大吟醸しか作らない酒造で、米削りの愛がすごい。
その愛がすごすぎて(もしくは、狂って)精米度合い1%という究極の酒を作った。やばい。
明日も仕事なのにバッチリキメすぎてやばい。
お店を出た時には明日はもうだめだとやや諦めていた。
1品目 お通し3種盛り
山形だとメジャーな食用菊のおひたし。(左上)
里芋が入った粘りの強いポテトサラダ(右上)
枝豆の出汁炊き(中央)
味が強すぎないいい感じのおつまみ。最初から日本酒を飲めという意思を感じる。
2品目 海鮮4点もり
たこ、たい、まぐろ、しめ鯖。
山形駅は日本海と太平洋のちょうど真ん中あたりにあるが、山形県自体は海に面した県。
そこでは新鮮な魚介が楽しめるようで、その強みを引き継いだかのような新鮮な魚。
たこは縦に切ってだすの初めて見た。どれも美味しかったです。
3品目 お肉3種盛り
魚祭りの次は、肉祭り! 最高すぎる。
鴨がジューシーだし、煮豚がめちゃくちゃ旨みたっぷりで美味い。最高かよ。
真ん中のてりやきっぽいのも美味かった(多分鶏肉!)
十四代古酒を原価で頂く。
飲み放題コースを利用していると原価で上記のお酒が飲める。
古酒というとやや熟成された飲みにくい感じを想像しがち。しかし、これは十四代の深い甘みにキレが追加されているというなんとも驚きの一品!
ずっしりとした甘みというか深さを感じる上品な逸品で、古酒のイメージ変わる。美味い。
4品目 揚げ物
カキフライ、唐揚げ、たまごもちの雌ししゃも。
カキフライがマジジューシー。大粒で食べごたえもバッチリ。めちゃ美味い。
5品目 牛煮込みと炊きたて酒米
酒米だと…!?
まさか、酒米を食べることができるとはなんという、経験。
嬉しすぎる。し、しかし、酒米は食用じゃない。酒用だ。これは、食べて美味しいのか….!?
などと、震えてみたものの、口に運べば一瞬で誤解は解ける。ああ、うまぁい。
やや大きめの粒だが、噛めばさっくりとした食感に、甘みが出てくる。
ここに甘じょっぱく煮込んだ煮込みを投下する。
肉の脂が酒米に染み出し、足りなかった塩分をぐぐっと吸収するように、実に馴染む。
口の中が旨さで飽和したところに、きりっとした日本酒を投下し、幸せ。
ああ、幸せすぎる。山形良すぎる!!!(研修という目的はほぼ消え去っている)
店舗情報
食べログ情報
営業時間 | 17:00~24:00 |
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定休日 | 日曜日 |
地図
やや駅からは遠いですね….徒歩で20分くらいかな。
僕はホテルがこの辺りだったので死ぬほどアクセスが良かったです。
総括
最高。以上。
山形の日本酒を死ぬほど楽しむならオススメ。
それでは、また。
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