あの頃のRPGをもう一度。いけにえと雪のセツナ、クリア後感想。

ブログ更新サボってゲームしてました(^ω^)

凡そ20時間弱程でクリアしました!

ので、感想を書いていこうと思います。物語についてのネタバレはしません。

ただ、システム的な部分は軽くネタバレしますので注意を。

 

あの頃遊んだRPGをもう一度

あの頃、みんなRPGに夢中だった。

とりもどそう。ボクたちのRPG――――

 

というキャッチフレーズで超有名タイトル「クロノ・トリガー」と同じ戦闘システムが採用されたPRGゲームです。

 

ゲームを起動した瞬間に流れ出すピアノイントロ。

なんか鳥肌が立ちました。

 

ゲーム全体の世界観

雪の降る世界が舞台になります。徹頭徹尾、雪の銀世界。

ジャングルとか、火山とか、そういったダンジョンは有りません。遺跡はあったけど。

 

BGMもピアノでのBGMで終始徹底。凄く、いいBGMなんです。

 

….ただ連続プレイしていると10時間を超えたあたりで飽きてきてしまいます(´・ω・`;)

 

物語の導入

この世界では、10年に一度「いけにえ」と呼ばれる存在が最果ての地でとある儀式を行い、魔物の出現を抑えている。

が、10年を待たずして魔物が繁殖し始めた。

そこで、新たな「いけにえ」として選ばれたセツナは儀式に向かうことになる

 

というのが物語の発端。色々なトラブルに見舞われながらも最果ての地を目指すのが今作のざっくり概要。

物語において、クリアした感想

超濃厚な物語に圧倒されたり、ものすごい感動へと誘われる。と言うのは本作ではなかったです。

どちらかと言うと、ぽちぽち遊ぶことで、「ああ、良いゲームだったなぁ….」とホンワカする感じです。

 

音楽が良かったり、世界を練り歩くのが楽しかったりするんですが、如何せんサイドストーリーがあんまり充実してない。

せっかくの良い世界観がちょっと勿体無いなぁと名残惜しさを残してクリア。となってしまいました。

まぁ、値段も5000円弱と安くて、20時間ほどで遊び切れる内容だと思えば、妥当な内容だったのかな?

 

雪をざくざくと歩くのは楽しかったし、あたらしい音楽が流れた時のおっ!と感じるあの瞬間。

総じてよかったなぁと思いました。

 

クロノ・トリガー要素。戦闘システムや、連携技。

戦闘システムはやはりクロノ・トリガーでしたね。

ゲージが貯まると行動できるコマンド選択式RPG。なんか懐かしい。

アクティブモード(コマンド選んでる間も時間が進む)で戦闘していると、コマンド選んでる間に全滅しちゃったりとか。

なんか懐かしい!(二度目)

もちろんウェイトモード(コマンド選んでる間は時間が止まる)というのもあるので、ゲーム苦手でも大丈夫。

 

仲間同士の技を組み合わせて連携技を発動できるんですが

  • 反作用ボム
  • 十字斬り

とか、なんかクロノ・トリガーをやっていると懐かしい技名とか出てきてほっこりしました(^ω^)

 

ただ技の習得などのシステムはやや面倒だった。

技の習得システムはFF7のマテリアルみたいな感じでした。

装備枠に技のスロットが幾つかあり、セットした技・魔法が使える感じです。

 

ただ、そのマテリアルを入手するのに、魔物を倒して得た素材と交換するという方法。

これが意外と面倒で、欲しい技・魔法があるとそれに必要な素材の入手法を探して、倒しに行かないといけない。

終盤間際になっても入手できない技があったりして….

 

そして、一度技を決めると、後半技を変えた時に突然連携できなくなったりとか起こる。

それが起こると、技を変えようと思わなくなってくる。結果、巡り巡って同じ技だけで戦うようになる。

しかもそれが超便利なんで、戦闘メンバーすら固定化していく。

 

後半のバックアタック>先制>全体火力魔法で雑魚排除

強い全体攻撃が出来る手段が手に入ると、敵シンボルに背面から近づいて、先制>全体攻撃。勝利。

がパターンになります。しかも刹那システムという火力を向上させるシステムが有り、どんな敵も確殺出来るようになってしまう。

そうすると戦闘マンネリ化してきて、大変です。

ボスで詰まっても、経験値の美味しい敵を確殺して強くしてから、もう一度ボスを叩きに行くと言う感じのルーチンになります。

せめて、色々なキャラクターで技を楽しめればいいんですけど、前述の技習得の面倒な点で、いちいち組み合わせを確認して技をセットするというのが苦痛になります。

ので、一つ技を見つけると、基本その技だけで進んじゃう。

 

属性という要素があるのに、あんまり補助魔法投げて、ゴリ押しで意外となんとかなっちゃうのも、ちょっとあれ。

つまり一度戦ってみて、戦略を立て直す。みたいなことはあんまりしてない。いつものメンバーでより良く戦う方法を講じて、あとはゴリ押せば基本すすめる。

なので、色々なメンバーが居るのにもかかわらず、「ここはコイツを起用して戦うぞ!」みたいなのがない。

物理メンバーで押すぞ!火の魔法で攻めるぞ!とか無い。

 

全体的な感想

物語は良かった!が、ユーザー体験はもっと作り込めたはずだなぁ….

多分、グラフィックとか、世界観に超注力していたんだと思う。BGM、世界観、物語。全てのバランスが物凄く良かった。

 

ただ、戦闘が単調で、やや面倒。

物語が良い分、戦闘も楽しくないとアンバランス。ゴリ押して、早く物語進めよ―となっちゃった。

 

敵の強さのバランスは良かったんだけど、バランスが良すぎた。戦闘ギミックがあっても良かった。

あと、町中にセーブポイントが無いのもなんなの?とか思っちゃったり….

 

Tokyo RPG Factoryの今後に期待したいなぁと思います。

こういうシステムのRPGもっとやりたいです。

 

 

 

いけにえと雪のセツナ