予約必須の名店!? きになるきで男の小料理を食すと最高に幸せになった。

先輩が渋谷で予約必須な名店へのお誘ってくれました。ぼくは速攻で予定を確認し、即座に「連れて行ってください!」と返事しました。こういうチャンスは逃せませんな。

どうもお店はあまり大きくなく、貸し切ったらしい。その名誉あるメンバーに選んでいただきとても有り難し….!!

このときに初めて店名を聞いたのですが、調べてみるとすごい情報がどんどん出てくるわで、期待度が高まります。

※この記事は2016年10月に来訪したときのものになります!ネタが古くてごめんね!

大将のこだわりが光る料理が次々と。渋谷、きになるきにて幸せ探し

結構見つけにくい場所にありました。

この看板を見つけたときの安堵感は半端ないです。皆さん下調べはしっかりしときましょう…!

階段を降り、地下1階へ。そこでみた入り口は、まさかの温泉ののれんがかかっていた。

中も風呂のような内装なのか? と思ったがそんなことはなく、12名ほどが座ることのできるカウンター席が現れました。

にっこりと大将が出迎えてくれましたが、視線は一瞬ですぐに何かの作業に戻っていきました。

料理を仕込んでいるのかな?

上着を脱ぎ、席に座ると可愛い皿が目の前に。大将が何故このさらをチョイスしたのか。ブログを書いていて今更ながらに気になってきた。

ちなみに、こちらが大将です。

両手に白子を持っており、これからこれを焼きます。と説明してくれました。

このあと紹介する料理はすべて一つ一つ大将が丁寧に説明してくれました。

というよりも「料理の説明をする際は会話をやめ、こっちを見る」というルールが有りました。

料理の説明は興味深く、面白かったのでビール片手についつい聴き込んでしまいます。料理への期待度が上がり、いい取り組みだなと思いました。

いくつか真似してみようかなと思うような手法も有り、勉強になります。

このお店は予約営業のため、コース料理としてご飯が出てきます。のでメニューから頼むことはないのですが、

なかなかに気になるメニューが掲げられてます。きになるすぎる。

会社の先輩、同期達とビールで乾杯し、コースがスタート。

ビールは無論美味い。

アボカドの出汁漬け

最初に出てきたのはアボカドの出し漬け。

アボカドって漬けるのかと初めてのことに驚愕。

 

口に入れて更に驚愕。

そもそもなめらかな食べ物なアボカドが思った以上にしっかり浸かるわけで、旨味が噛むごとに広がる。

アボカドの淡白さからは想像できないほどの味のこってりとした濃さに、さっぱりとした旨味がビールにベストマッチ。くっそうめぇ。

 

食用菊としらすのサラダ

次に出てきたのもまたも意外な一品。大将すげぇよ。

食用菊がサラダになっているようだ。

ふっくらしらすは1匹1匹がきちんと分かるほどしっかりとした食感。

そこにさっぱりとしたドレッシングと、花弁をここまで大量に噛むという未経験の食感にぼく大満足。

控えめに言って最高です。

あおさ、生しらす、桜えびの3点もり

美味い。ビールもあうけど、別のお酒とも合わせたい。

 

あおさの磯の香りがたまらねぇ。このくさみと塩分が酒飲みの最高のつまみになるのです。

しらすは甘くて甘くて、もう甘くてですね(言葉にならない)

桜えびはあの、桜えび特有の風味と、しらすに負けないあまみと、へにゃっとしたやわらかい殻を食べる食感がたまらん。

うまいなぁ。

いくらの漬け

プチプチ食感がたまらない。このお店は酒飲みを酔い潰すお店なのか!(歓喜)

こてっとつけられたいくら1粒1粒が味わい深い。

これはビールじゃなくて、焼酎でも行きたい。

ということで、超にごりを頂いた。

すごい、いくらにあう。いくらだけでなく、先程の3種盛りにも間違いなくあいます。

麦焼酎のオールマイティさには驚かされますが、この超にごりはさらに旨味と深みを併せ持ち、食材を更に美味しくいただけます。

焼酎ロック最高。

 

また、これ以外にも

ワイン酵母を使ったという白猿

満寿線など、様々なものがいただけます。

焼酎はあまり詳しくないのですが、こんだけ美味いのですげぇ良いものをいただけているんだろう。

 

時期によって飲める物が変わるとは思うんですが、こういったレベルのものが常に飲めると思うと幸福度が高い。

いやぁ満足度のインフレが止まりません。

 

まぐろ刺盛り

大将がマグロブロックを取り出した。ああもうすごい。

全員総立ちで写真を撮ります。すげぇ、すげえぇ。

それをこう、ザクッと

こうするわけだ。ふつくしい

絶妙な旨味と、こってりとした油が更に焼酎を加速させる。

1切れ1切れ味がちょっとずつ違う。

こんな美味い刺身を食ったのは初めてかもしれない。

 

また、マグロと一緒に添えてある岩塩が美味い。

たっぷりと旨味を含んだマグロに、旨味をたっぷりの塩にちょんとつけて口に入れると

旨味のアンサンブルが奏でられるわけだ。

 

最初にしょっぱい。唾液に馴染んて塩分が伸びた後、マグロの脂が広がり舌の上ですべての味がマイルドに調和する。

マグロを噛むことで、じゅわっと滲み出る魚の旨味が口いっぱいに広がる。

….言葉を並べてみましたが、とりあえず言いたいことは一つです。美味い。

 

焼きしらこ

最初に大将が両手にもっていたあの白子がこうなりました。

ぼく、あんまりしらこが得意じゃないのですが……

と思ってちょいと塩を付けて白子を口に頬張ると

 

そんな気持ちが浄化されました。

 

まず、最初に塩がうまい。これはマグロのときにもあった塩と一緒です。

あーやっぱこれ旨味のある塩だなぁーと感じながら、ぽやっとして白子を噛むと

 

とろっと、なおかつ、どろっと、何かが飛び出す。

 

人はそれを臭み、旨味、と呼び、酒飲みからは最高のつまみと呼ばれるような。

そんな頭をハンマーで撃ち抜かれたような衝撃を与えるうまいものが飛び出てきました。

想像以上の旨さに、脳が一瞬停止しました。これはお酒案件だ!

 

こんなペースで食っていてはお供のお酒が持ちません。次のおかわりはこちら。

新しく讃岐くらうでぃというお酒をいただきました。

普通の日本酒とは違い、アルコール度数が6度と低めのにごり酒。

 

軽い味わいと、華やぐような香りが特徴的な

まぁ一言で言うとめっちゃ美味い日本酒です

 

もうこの辺から酔いが回り、記憶が怪しくなります。

焼きハンバーグと煮込みハンバーグ

ここで肉が登場。最高かよ。

焼き色が強いほうが焼き、薄いほうが煮込み。

 

どちらも甲乙つけがたい。

箸を入れれば肉汁が溢れ出し、口に頬張ればとろけだす。

それぞれ違った味わいがダブルでぼくの口の中で暴れまわる。

 

それを更にお酒で流し込めば、残った余韻がさらに幸せを呼びます。

嬉しすぎるぜ…

締めの濃厚パスタ

トドメにと言わんばかりにこってりとしたパスタが登場。

この時点でかなりお酒が回っており、細かい味がわからなくなっています。

 

しかし、それを見越したような濃い目の味付けに、とろっとしたクリームのようなソースがパスタに良く絡んで美味い。

よく分かる味付けなのに、塩分は控えめでさらっと流し込める一品。

最後だというのにダメ押しにお酒が入ってしまう!

 

たっぷり2時間強の時間を楽しんだあとは….

この後別の予約の方々の2時間が始まるそうなので素早く撤収。

 

総評

控えめに言って、最高だった。

 

様々な料理に創意工夫が凝らされていて、もう全部美味い。

説明ですでに美味しい。

 

是非ともリピートしてみたいです。

 

きになるきの店舗情報はこちら

きになるき 食べログ

 

予約がないと入れません

予約営業のため、その時来る人に合わせて食材を調達するようです。すごい。

4人とか少ない人数でも予約はできますが、相席になってしまいますね。

どこかの記事でも書いてありましたが、4人以上で来る予定があれば12人集めて貸し切ってしまうのが良さそうです。

 

それでは、また!