新橋 立ち呑み 庫裏(くり)で激レア日本酒飲みまくり!

このお店に行ったのは割と前の話ですが、ブログにしてなかったので書いてみます( ゚Д゚)

 

新橋の駅前ビル「新橋駅前ビル1号館」の一階の角にあります。

結構明るいお店で目立ちますこのお店が

立ち呑み 庫裏です。

立ち飲み屋じゃない庫裏も銀座のほうにありますが、今回は新橋のほうです。

 

女将さん2人で切り盛りしていて、場は和やかな空間。

この時は一人だったので常連さんが多くいる状態だと入りにくさも多少ありました….

 

が、ずいずいっと割って入っていくと皆さん場所を開けてくれたりと優しい方ばかりで助かりました!

さて、さっそく飲もうじゃないか!

店内には

店内

壁一面に日本酒のラベルが….

これは一面だけですが、他の箇所にもびっちりとあります。

ここまで大量にあると圧巻だ。

日本酒のメニュー

たしか、1月だったかな….のメニュー。

こちらのお店ではあらかじめいくらかの小銭を前の小皿に置いとく形式。

注文するとそこからお金を勝手にとっていくので、最初にいくらか放り込んでおきましょう。

 

お水はグループ単位で1リットルほどの水差しをもらえるので、安心して飲めますね。

まずは一杯目、地元の酒・男山

北海道 男山

北海道のお酒があったので注文してみました。

300円で半合いただけます。(おちょこ一杯90ml程)

 

北海道のお酒は辛味が強いのが多くて、実は苦手です。

というか、男山は辛い筆頭のイメージがあったんですが….

この男山は、甘美味い!

むしろ最初だからちょっと辛くしようと思ってたくらいだったんですけど!

甘美味いぞ。北海道あまい日本酒もあるじゃないですかぁ~。

ほんの少しだけ感じる酸味もいいアクセントでいい味してます。

 

岐阜の日本酒、淡墨桜

淡墨桜(うすずみざくら) 淡墨桜2

ピッチピチ生原酒

黒板に書いてあったメニュー。300~400円ほどで半合。

見た目と同じようなクリアな味わい….

 

と、思いきや結構奥行きを感じる味わい。

さらっと飲んでしまいそうになりますが、少し我慢して口の中で転がすと

じわぁと味が広がってゆく….何味と言えばいいのだろう。

かなり美味い。

 

 

 

さぁ~て、次は….純米大吟醸の雁木スパークリング!?

純米大吟醸 雁木スパークリング

グループ単位で一リットルほどの水入れとコップを配られている。

僕は一人で来ているので、がぶがぶと水を飲みながら小休憩。

 

すると、常連さんらしき人が、女将に「あれ開けてよ、あれ」と話し込んでいる。

すると唐突に「飲む人7人手を挙げて!」といいながら純米大吟醸・雁木スパークリングを取り出した!

山口・雁木の日本酒は、それ自体はそんなに珍しくない。けど

純米大吟醸でスパークリング!?

 

聞き耳立てて常連さんの話を聞くと、まだ一般的に普及していない(この時は)レア酒だそうだ。

強い発泡性のあるお酒なのだが、開けるとどんどん抜けていくので、開けるからには一気に配ってしまうらしい。

むろん速攻で手を挙げて、いただくことに!

 

わくわくしながら口の中へ放ると、しゅわぁ~と….

市販されているスパークリング日本酒、澪の二倍ほどの、スパークリング感。

ミツヤサイダ―に届かないくらいの発泡感だけど、日本酒でこの発泡はすごい強い。

 

そして、強い香り!

はじける泡に付随してなのか、突き抜ける香りがTHE日本酒。

そして大吟醸のフルーティー感あふれる強い甘味。なのにスパークリングだからかなりすっきり!

こいつはどんどん行ける….流石レア酒だ….

 

最後は、石川・手取川のにごり酒!

純米酒 手取川 にごり酒

冬ということもあり、にごり酒が置いてありました!

とろぉーっと少しだけ粘り気のあるような液体。美味そう。

 

もちろん美味い。そりゃ美味い。

辛口とラベルに書いてあるがいったい何がどう辛口なのか。

最高にう米ぞ。

 

最後に、きちんと米を感じ、甘味を感じ、手取川の香りを感じながら、日本酒を楽しむ。

 

にごり酒って締めにいいのかな….

それともこのお酒だったからなのかな….

 

後に尾を引かない、主張しすぎない味わいがとてもたまらない一品でした。

 

 

 

会社からはやや遠い場所にあるのでおいそれと行くことはできませんが

また行きたいなと思うお店でした(^◇^)

 

立ち呑み 庫裏