【映画感想】時をかける少女【いっけぇー!】

細田守監督作品で
サマーウォーズ、おおかみこどもの雨と雪、バケモノの子は見ました。
しかし、時をかける少女だけ見ていませんでした。
ちょうど金曜ロードショーでやるとのことでしたので、鑑賞してみました!

時をかける少女

少量のネタバレ注意です

 

ひょんなことがきっかけでタイムリープすることができるようになった主人公。

悪事に使うということもなく、誰しも考えるような「あの時ああしていればな」「もうちょっとこうしてたいな」を実現させていくわけですが

ひょんなことから人間関係の掛け違いを引き起こしてしまう。それをタイムリープで解決しようと幾度も時間を跳躍していくわけなんですが

その過程で主人公は様々な事実を知り、葛藤し、乗り越えていくというのが大筋です。

 

先にサマーウォーズやバケモノの子を見たから言えることですが、影響範囲が小さい中で、主人公の手が届く範囲内で起こる事件がメインです。

なので、人ひとりの出来事ととして映画を見ていけるので、落ち着いてゆっくり見ることができました。内容も程よい青春具合で、よくある恋愛の縺れや、絆に亀裂が入りそうになる事件など。自分に立ち返って「あー似たようなことあったなぁ」としみじみしてみれます。

爆発的な面白さはないものの、となりのトトロのような、ほっこりした気持ちで映画を終始見ることができました。

心が潤いますね( *´ω`)

 

どうもこれ、調べるまで知らなかったのですが

原作である時をかける少女 文庫版

こちらは主人公が違うみたいですね。

映画で出てくる芳山和子という人物が主人公の叔母なのですが、彼女が原作主人公らしいです。なんというか、妙に落ち着いた発言が多かった気がしていましたが、それを見つけて腑に落ちることもいくつかあります。

 

流石に4作品も監督の作風というか、なんとなく傾向がわかってきますね。

それを予測しながら見るのもまた楽しいですね!