上記リンクを開くと、Google的には3つ道を紹介してくれます。どのルートを見てもだいたいの距離は….
250 – 310km
単純に旅程に組み込むと4時間近くドライブすることになるので、短い時間しか北海道に居ないならおすすめできるものじゃないです。ですが、広大な大地をごきげんな音楽流しながらドライブしつつ。たまに寄り道して観光する。なんてまったり旅行ならおすすめです。
函館を朝早く出て暗くなる前くらいに札幌に着けばいいや、という感覚をお持ちの方はぜひやりましょう。
共通ルート 函館から長万部
3つのルートどれを選んでも長万部あたりまでは国道5号線を通っていきます。
寄り道:昆布館 所要時間30分程
函館を出発してから20分程でたどり着く昆布館。結構地元の人も特産品目当てに来たりするのでまぁまぁ人で賑わっている。
昆布についての資料が軽く楽しめる。
本命はどちらかと言うと、このでっかいショッピング施設。昆布に関する商品が大量にあるだけでなく、大量の試食コーナーがある。
ここで昆布を楽しむのも有りだし、お土産を物色するのも有り。
寄り道:ラッキーピエロ 峠下総本店
ラッキーピエロは函館近郊にしかないB級レストランチェーン。20店舗程ある中で一番デカイ。
店舗によって取り扱う商品が違うのだが、ここにはほぼ全てのメニューが集結している。内装テーマはバードウォッチング。かなりでっかく、圧巻のラッキーピエロ店なので、ファンなら一度行ってみるのも有り。
ラッキーシェイクは飲みました? モスバーガーのようにしっかりと固められたがっつりシェイクでかなり美味しいです。
個人的にはストロベリーか、ヘルシーごまごまがおすすめ。眠気防止にシェイクを購入し、飲みながらドライブすると良い。昆布館の向かいにある。函館から札幌に行く場合、反対車線側にある。中央分離帯に注意。
寄り道:大沼公園 所要時間1時間程
もし季節が秋なら紅葉がめちゃくちゃキレイです。近くに山川牧場自然牛乳があり、そこで食べれるソフトクリームもおすすめ。北海道の牧場ソフトは余裕があれば寄るべし。大体どこで食べても美味い。
公園自体はかなり広くて、しっかり見て回るとしっかり時間がかかる。短時間で見て回るにはやや施設が多いので注意。
大沼だんごと呼ばれるお団子が名産品で美味い。賞味期限は短いのでお土産にする場合は注意。
寄り道:ラッキーピエロ 森町 赤井川店 所要時間:30分〜1時間
函館から出発して最後に確認できるラッキーピエロ。あまり大きくないのに、めっちゃ人が立ち寄るため凄く混む。
ここに寄るなら昼ごろは絶対に避けるべし。もしくは、峠下総本店のほうに行くこと!
おみやげが充実している。3連休中とかだと、なぜかめちゃくちゃ混むので注意。
ここでもシェイクが売っているが、悲しいかな森町店にはぼくの好きな胡麻シェイクがなかった、辛い。
ちなみにこの写真を取ったとき、ストロベリーをここで調達したんですが案の定激混みでシェイクの購入だけで30分ほど待ちました。本当どうしてここで買ったし。
ここを抜けるとしばらく何も寄り道することもなくずぅっと移動することになる….(コンビニは時々見かけるのでご安心を!)
寄り道:浜チャンポン長万部三八飯店
長万部に入って少しすると、でっかい赤い提灯が見える。これが目印。ここのあんかけ焼きそばが本当にめちゃくちゃ美味い。
お昼が決まってないならここで決めるのも有り。
この後もお腹に入れたい。ということであれば小盛というのもあるので、軽く決めるのも有り。
長万部は温泉などもあったりしますが、あまり観光向きではないです。
以降、分岐になります!
ルート目次
お好きなルートで行きましょう。
黒松内、ルスツ、中山峠ルート
今回の函館旅行で利用したルートになります。札幌までは最短ですが、うねった道に加え、山道になるので坂道も多いです。
また、定山渓という観光名所を通るので、渋滞に巻き込まれ、なんだかんだ他のルートより時間がかかるという可能性もあります。
そして冬は絶対に通ってはいけないです。天気が悪いと通行止めになるくらい、路面がよくないので….
ただ、黒松内のピザは至高で、グルメにはイチオシの場所。
ルスツは北海道の中でも有数のリゾート施設で、遊園地からウィンタースポーツまでカバーしているのでこちらもまたおすすめ。
そして中山峠でたべるあげいもは北海道でもかなり有名なB級グルメ。ソフトクリームも美味いし、言うことないです。通って損はないです。
寄り道:黒松内の道の駅 所要時間ピザを食べるなら1時間
ひとがまばらにいたので上屋根部分だけ紹介。
道の駅の直ぐ側はこんな感じ。大自然。
施設の中に入り右手の方に行くとピザの受付カウンターが見つかるはず。
S,M,Lとサイズが選べるが混んでいるとMサイズしか選べないし、30分位待つことになる。
メニューはこちら。全部死ぬほど美味い。
今回はじゃがいもの季節でおすすめということでザクセンをチョイス。
ほくほくの芋と、黒松内の大自然で生まれたベーコンとウィンナーの味がめちゃくちゃジューシー。
チーズは言わずとも北海道クオリティの旨さ。ピザ生地も至高でモチモチでパンの耳だけでもめちゃくちゃうまい。パン好きには超おすすめ。
ベーカリーショップも併設してあり、ピザと同様の美味い小麦のパンも食べれる…が、ぼくが行ったときは売り切れてた。
食パンが美味いという噂なので手に入れたかった….。購入したいのなら最低でも12:00にはここに到着していたいですね。
ちなみにソフトクリームも売ってる。美味い。
おみやげコーナーも小さいながら存在している。いつもと変わらぬラインナップでちょっと安心する。
加工肉はふるさと納税で返却されたりする一品で、美味い。持ち帰れるなら購入もあり。
寄り道:ルスツリゾート 所要時間∞
冬来ればウィンタースポーツ、夏きたら遊園地と遊ぶことに欠かさないリゾート施設。個人的なおすすめは冬。めちゃくちゃでかい雪山でスキー、スノボが楽しめる。超イイ。もちろんレンタルもできる。
ホテルが幾つかあり、その中でも温泉があるホテルもある。ガッツリ滑って最後に温泉浸かるとか最高。
….ただその場合無限に時間がなくなるので、ここで一泊する覚悟で行くのが吉。
寄り道:羊蹄山自然公園 所要時間30分ほど
あまり人も来ない羊蹄山の麓にあるキャンプ場のような場所。北海道はかなり自然が多いので、こういう自然公園も結構多い。
長旅の休憩にちょっと寄り道はどうでしょう?
秋は紅葉もきれいないい場所ですよ。ただし今回は寄らなかったので写真はない。
寄り道:中山峠 所要時間30分ほど
北海道のB旧グルメ、あげいもが食べれる。
あげいもは蒸した芋を潰さずホットケーキ的な甘みのある生地で衣をつけて揚げた物を3つ程箸に刺した食べ物。
芋はふかふかで甘い。生地も独特のジューシーさと香ばしさが有り、かりかりとしている。最高。
北海道はソフトクリーム天国。ソフトクリームどこにでもある。美味い。
また、中山峠では上りと下りの道で施設の大きさがぜんぜん違う。
下りの施設のほうがでかく、お土産屋もでかい。個人的に味もソッチのほうがやや良いようなきがする….?
雰囲気に呑まれてるだけかも。
余談ですが、公式サイトのドメイン「ageimo.com」なんだな….。
寄り道:定山渓温泉の日帰り入浴 所要時間1時間30分程
定山渓といえば北海道でも有数の温泉街!
アニメ「WORKING!」の温泉に遊びに行くシーンではここが舞台ですね。聖地巡礼。
ということで、好きな温泉によって休憩するのもありですね。まぁ温泉はいるという性質上、時間は食います。
ですがここまでくれば、(道が混んでなければ)札幌まであと1時間というところです。ただ、ここにいる時点で夕方になっているなら危険です。観光帰宅ラッシュが発動する可能性が高いです。
あまり寄りたい気持ちが強くないならさくっと札幌まで移動しましょう。渋滞回避が優先です。
積丹・余市・小樽ルート
積丹はうにが有名で、それこそテレビで出るようなうにどっさり丼とかが食べれます。
余市ではニッカウィスキー工場があり、ウィスキー好きにはたまらない施設です。
小樽はもちろん言わずもがなですね。運河や、海鮮など、なんでもござれ。こちらもまた、おすすめです。
ただし積丹を通るとめちゃくちゃ時間がかかります。
あんまり現実的ではないので小樽あたりで一泊するつもりのほうが良いかもしれないですね。
余市、小樽を通るルートだと合計距離が272kmなので、まぁまぁ早いです。また、共通して通る岩内町もなかなかいい街です。お寿司も食べれます。
ちょっと道をそれれば温泉宿もあるので計画は色々できます。
寄り道:黒松内の道の駅
黒松内、ルスツ、中山峠ルートで紹介してるのでそちらを見てください。ピザめっちゃ美味いのでオススメ。
ただ、ちょっとUターンしたりしなきゃいけないので15分ほどロスが発生します。ですが、ちょっとした寄り道と思えばなんとやら。よっちゃえよっちゃえ。
寄り道:積丹のうに
ぶっちゃけうにあんまり得意ではないので行ったこと無いのですが、聞いた話によるとめちゃくちゃ良いそうです。値段ももちろん高いですが….
テレビでよく見るうにがびっしりのった丼が食べれます。良いと思います。
寄り道:余市 ニッカウィスキー工場 1時間程
ウィスキー工場が見学できます。なんでも余市の水がニッカウィスキーづくりに適してるとかなんとか。
施設の奥の方では試飲コーナーもあります….が、もちろんドライバーはもちろんだめですよ。リンゴジュースもおいてるのでそちらで我慢しましょう。
同乗の方で非ドライバーで、ウィスキー好きがいればおすすめです。普通に売店でも売ってるのでお土産にも良し。
寄り道:道の駅スペース・アップルよいち&余市宇宙記念館 1時間ほど
余市ではりんごと宇宙も有名です。毛利衛という方が余市出身の宇宙飛行士でそれを記念した宇宙の資料館があります。
道の駅では余市の新鮮なフルーツや宇宙食を購入することができるようです。ちょっとした休憩にもおすすめです。
寄り道:小樽
小樽は様々な寄り道が有ります。もう小樽自体が寄り道の宝庫みたいなもんで….大変です。
見る場所も多いし、名産品も多い。もちろん海に面してるので海鮮丼なんかも美味しい。
ここまでくれば札幌まであと1時間というところなので、すっと通り過ぎても良いかもしれないです。
有名所を少しピックアップします。
– 小樽運河
有名な運河ですね。ぶっちゃけ昼見ると大したことない感じなんです。道路が直ぐ側で車がめちゃくちゃ通るので、雰囲気としてはThe 町中という感じ。が、ライトアップが素敵です。ものすごく写真映えします。
– 純喫茶・光
なんと創業が昭和8年というものすごい古めかしい喫茶店。雰囲気もものすごく古風な感じで雰囲気があります。コーヒを注文するとカステラ? のような焼き菓子がついてきます。店内の写真撮影が禁止されており、写真が見せられないのが残念。
– かま栄 工場直売店
海産物が美味しい北海道なので、かまぼこももちろん美味い。小樽では有名なかまぼこ店がいくつもありますが、名前がよくでるのはこのお店かな。おみやげにもドライブ中の食事にもおすすめ。めっちゃうまい。パンかまぼことか、かまぼこをパン粉で揚げたものなど、さくさくもちもちで美味い。おすすめです。
– 小樽洋菓子舗ルタオ本店
北海道の銘菓の1つ、ルタオ(公式サイトへリンク)。ここで有名なのはドゥーブルフロマージュと呼ばれるチーズケーキで有名になった。
(公式サイトより引用)
ふわふわのパウダーに包まれたクリーミーでとろけるケーキはなかなか美味い。ただ、有名になりすぎて割とどこでも手に入る。東京でも北海道物産展的な場所に普通においてあったりする。気が向いたら寄るくらいでOKかな?
ケーキの他にチョコなども作っていて、これも美味い。
– 天狗山
天気がよく、まだ明るければ寄っても良い場所。
小樽の全貌を山の上から見下ろすことができる。めちゃくちゃ気持ちのいい場所です。おすすめ。
室蘭・登別ルート
歴史と温泉に興味があるなら、こっちもいいですね。鉄鋼業が盛んだった街、室蘭では、カレーラーメンで有名なお店や、函館と同じくやきとりで豚串が出て来るお店がある街です。
登別は「の・ぼ・り・べ・つ、といえば、クマ牧場!」のCMでおなじみの場所です。….ローカルすぎて知らないですよねwまた温泉施設が集まる場所でもあるので、日帰りで源泉かけ流しの温泉に入っていくのはどうですかね。
札幌付近に着く頃には千歳空港も通ります。その付近ではアウトレットモール・レラなども有りますので、寄り道には困らないですね。
また、このルートは高速道路のそばを走っていくルートになるので、時間が怪しくなったら高速道路に切り替えでガンガン飛ばすことも可能です。北海道の高速道路はよほどの事がないと渋滞しないので快適です。
天気の良い日なら80km/hで走っても問題ないので、どのルートよりも安全に早く札幌まで移動できます。(寄り道は難しくなりますが)
寄り道:洞爺湖&わかさいも本舗 洞爺湖本店
洞爺湖は北海道にある結構でかい湖。キャンプ施設や、釣り、スワンボードなどなどある。近くにはホテルも有り、ちょっとした観光名所。
この場所で個人的におすすめなのが、わかさいも本舗 洞爺湖本店です。わかさいもっていう北海道の銘菓があるんですが、食べると口の中がパサパサするので微妙。
ここで売っているあげわかさいもという、わかさいもの天ぷらがめちゃ美味いのでおすすめ。試食もできる。
※追記:普通に札幌駅でも売るようになっていたので、ここで買わなくても良さそうです。
寄り道:室蘭
室蘭は鉄工業で栄えた町。なので工場が沢山あり、とってもメカメカしい感じのある町。夜などはその工場風景がものすごく良い。
– 白鳥大橋
海の上を渡る大きな橋。ここから見える風景は天気が良ければかなり良い。
– 味の大王ラーメン
ぼくが室蘭に行った時によく食べていたラーメン屋。室蘭カレーラーメンが非常に有名な食べ物。スパイシーで、なめらかなスープと独特のスープの感じがたまらない。北海道でよく使われる、中太縮れ麺もカレースープとよく馴染む。かなり、美味い。
寄り道:登別
登別はくま牧場、地獄谷、そして温泉がおすすめです。
– 第一滝本館
男女合わせて1,500坪の大浴場をお楽しみください。
地獄谷からいただく湯は源泉掛け流し
ということで、めちゃくちゃ広くていい温泉です。お勧めすぎてやばいので、是非どうぞ。
朝9時~夕方4時 | 大人2,000円 小人1,000円 |
夕方4時~夜6時 夕割 | 大人1,500円 小人750円 |
– 地獄谷
地獄谷は登別温泉の源泉がめちゃくちゃ湧いている場所です。ものすごく硫黄の臭がします。
登別温泉は自然湧出量が一日一万トン(ドラム缶約50,000本)で、泉質の種類が豊富なことから「温泉のデパート」と呼ばれています。
風景も良いのですが、おまけレベル。気が向いたら、どうぞ。
– のぼりべつクマ牧場
ひぐまにフォーカスしたくまの牧場です。驚くべきニッチさ。コンテンツはひたすらくまです。くまに餌やりとか興味ありますか?
本気で見て回るとなかなか時間がかかるので、温泉旅館の宿泊とセットでいかがでしょう?
寄り道 千歳空港&千歳アウトレットモール・レラ
もしドライブのゴールが千歳空港でも安心。めちゃくちゃ寄り道できます。なんならここから1000円ほどでJRを使い札幌まで移動できますので、運転に疲れそうならここでレンタカーを返却するのもありですね。とはいえここからあと1時間強ほどで札幌なので、頑張るのもありです。
– 千歳空港
シュタイフネイチャーワールド、ドラえもんわくわくスカイパーク、温泉、ロイズチョコレートワールド、映画館、ミュージアム
もちろん北海道の特産品はめちゃくちゃ集まるし、様々なスイーツ、食事も思うまま。ソフトクリームもお菓子屋の数だけバリエーションがあるし、おすすめ。千歳空港だけで生活できるんじゃないかな。ってくらい死ぬほどコンテンツが有ります。
千歳アウトレットモール・レラ
ここはアウトレットモールですね。北海道らしく、規模は凄くでかいです。お買い物もここで便利にできます。
ただ最近は北広島というところに三井アウトレットパークが出来たそうです。もっぱらそっちに人が集中するらしく、こちらはやや閑散としているそうな。ある意味狙い目ですね。
総括 – 札幌に到着! –
どうでしたか?
寄り道も寄り道で、殆どが移動時間になるため時間にゆとりがないとなかなか難しいとは思います。が、たまにはこういう旅でもしてみたい。なんて時には良いかもですぞ。
それでは、また。
他の北海道記事
せっかくなのでぼくの北海道系の記事のリンク置いときますね。
コメントを投稿するにはログインしてください。